補助金事務局の公募が始まりました
IT補助金、小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金の事務局の公募が始まりました。
事務局の公募なので、実際の補助金の交付を希望する事業者の公募とは違いますので、事業者の皆様は早まらないように。
補助金が公募されるかどうかは、令和元年度の補正予算案が成立した後に正式に決定します。補正予算案は今月末にも成立する見通し。
事務局の公募締め切りが2月14日なので、(補正予算が成立することを前提に)、2月末から3月にかけて、何らかの補助金の公募が始まりそうです。
何がどれだけ?
ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT補助金ともに昨年度と同様の額が支給される予定です。
ものづくり補助金 |
小規模事業者 |
IT補助金 | |
補助額 | 100万円~1000万円 | ~50万円 | 30万円~450万円 |
補助率 | 中小 1/2 小規模 2/3 |
2/3 | 1/2 |
今年の特徴
通年公募
例年、補助金の公募は年に1~3回。(小規模事業者持続化補助金は1回、ものづくりは昨年は2回、IT補助金は3回)
今年は通年の公募となり、複数回の締め切りを設けることで、それぞれの事業所の事業計画に従って、都合のいいタイミングで申請し、事業が行えるようになります。
優先措置
積極的な賃上げや被用者保険の任意適用を実施する事業者は優先して事業支援が受けられるようです。
賃上げや被用者保険の適用を考えている事業者様は補助金を利用した事業のステップアップを考えてみるのもいいかもしれません。
また、補助金申請を考えている事業者様も、賃上げなども考慮に入れて事業計画を組み立ててみてはいかがでしょうか。
電子申請
これまで申請は紙面による申請が行われていましたが、今年から電子申請に切り替わります。
これまでも、IT補助金やものづくり補助金では、電子申請が導入されていましたが、今年からは小規模事業者持続化補助金を含め、国の実施する補助金は、「jGrants」という電子申請システムによる電子申請に変わります。
このシステムを利用するには、「GビズID」を取得する必要があります。
jGrabtsのサイトに行くと、すでに複数の補助金のラインナップに気づかれることと思います。
これまで、国の実施する補助金の公募の詳細は、それぞれの補助金を実施している省庁のサイトを参照する必要がありました。「jGrants」のサイトを見ると、現在国ではどんな補助金の公募が行われているのかが一目瞭然です。
それぞれの事業にあった補助金が探しやすくなったのではないでしょうか。
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