2020秋からの補助金情報
残暑厳しい今日この頃。コロナも一向に収まる気配もなく、「ウィズ・コロナ」の時代に突入です。とはいえ、経済は回していかねばならず、そんなとき注目してほしいのが補助金。
現在公募中の補助金をご紹介します。
小規模事業者持続化補助金【一般型】
小規模事業者が行う、「地道な販路開拓等の取組」を支援する補助金です。
第3回受付締切 2020年10月2日(金) 郵送 当日消印有効
補助上限額・補助率
一般 | 50万円 |
・特例事業者 ・特定創業支援を受けた事業者 ・2020年1月1日以降に開業した事業者 |
100万円 |
特例事業者で、特定創業支援を受けた事業者又は2020年1月1日以降に開業した事業者) | 150万円 |
複数の事業者が連携して行う場合 | 1,500万円 |
補助率:補助対象経費の2/3
補助対象者
対象となるのは次に該当する小規模事業者です。
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 従業員5人以下 |
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | 従業員20人以下 |
製造業その他 | 従業員20人以下 |
具体的には、会社や会社に準じる営利法人、個人事業主(一定の条件を満たす非営利活動法人も)です。
医師、歯科医師、系統出荷による収入のみの個人農業者(個人の林業、漁業も)、社団法人、財団法人、医療法人、宗教法人、学校法人、社会福祉法人、農事組合法人などは対象になりません。
また、2020年1月1日以降に設立した会社、開業届を出した個人事業主も対象ですが、すでに開業届を出していても、開業届上の開業日が補助金の申請日より後の場合は対象外となります。
(例)開業届提出日 2020年3月1日
開業日 2020年3月15日
補助金申請日 2020年3月10日
という場合は×
対象となる取り組み、経費
■機械装置費
事業の遂行に必要な機械装置等の購入
汎用性のあるパソコン、タブレット、PC周辺機器、テレビ、ラジオ、自転車などはNG.
■広報費
パンフレット、ポスター、チラシ、ホームページの作成、インターネット広告費など。
パンフレットでも、単に会社案内用のパンフレットや、求人広告、名刺、事務用品等の消耗品などは.NG。
■開発費
新商品の試作品や包装パッケージの試作開発に伴う原材料、設計、デザイン費用など。
■専門家謝金
事業の遂行に関してのコンサルティング費用。単なるセミナーや講習等の受講費用はNG。
■委託費
事業遂行のために業務の一部を外部に委託(委任)するための費用。
■外注費
事業遂行のために業務の一部を外注(請負)するための費用。店舗の改装、バリアフリー化工事費用など。
■その他
雑役務費、借料、専門家旅費、展示会出展費など
その他
加点項目がいくつかあります。
売上高10%減少によるコロナ
「特例事業者」
屋内運動施設、バー、カラオケ、ライブハウス、接待を伴う飲食店などです。当然のことながら営業許可が必要な業種は営業許可を取得していなければいけません。
小規模事業者持続化補助金【コロナ特別対応型】
第4回受付締切:2020年10月2日(金)郵送必着
要件
次の要件に当てはまる事業を補助対象経費の1/6以上行うことが必要です。
A類型:サプライチェーンの毀損への対応
B類型:非対面型ビジネスモデルへの転換
C類型:テレワーク環境の整備
補助上限額・補助率
類型 | 補助率 | 補助金額上限 | |
A | 2/3 | 一般:100万円
特例事業者:150万円 |
2020年2月18日以降に発注・契約・納品・支払・使用が行われるもの |
B | 3/4 | ||
C |
対象となる取り組み、経費
【一般型】と同じ
小規模事業者持続化補助金<事業再開枠>
コロナ禍の中で、事業再開に向け、業種別ガイドライン等に照らして事業を継続するために必要最小限の感染防止対策を行う取り組に対しての補助金。
<事業再開枠>は単独で申請することはできません。持続化補助金の【一般型】または【コロナ特別型】とセットで申請します。
補助上限額・補助率
補助上限額
一般:50万円
特例事業者:100万円
(ただし、【一般型】【コロナ型】の交付決定額を超えない範囲。)
補助率:定額(10/10)
小規模事業者持続化補助金
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